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2009/06/04
「民主党がめざす国のかたち」づくりに向け、英国視察へ 会見で菅代表代行




 菅直人代表代行は4日午後の定例記者会見で、6日からの英国視察、東京都議選の候補者擁立などについて語った。

 英国視察に関連して菅代表代行は、英国内の政治的混乱が内閣改造も見据えた状況になっていることについて、多くの政治家とのアポイントが未確定だが問題はないという認識を示した。「調査の目的は、大物政治家と会って意見を交換することではなく、政権を担当する場合の内閣と官僚の関係、政治家と官僚の関係(を確認すること)だ」として、民主党政権がめざす国のかたちについて近日発行の月刊誌で論文を発表することにもふれ、これまでの蓄積をさらに視察で深める考えを示した。

 また、気になるニュースとして浅野史郎前宮城県知事の入院をあげ、「都知事候補としてお願いをしたり、宮城県知事の時代から色々な関係があった。ぜひ早い回復をお祈りしたい」とコメントした。

 記者から東京都議会議員選挙(定数127)の候補者擁立について質問を受けた菅代表代行は「過半数の擁立はぜひ実現したい」と表明、現在は公認・推薦合わせて59名を発表しているが、64名に向けた上乗せを目指して努力をする考えを示した。
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