2009/06/06
しがらみの政治を断ち切り、政権交代を 幹事長、千葉市・稲毛駅で千葉1区・たじま議員らと演説
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岡田克也幹事長は6日午後、千葉市・JR稲毛駅で行われた街頭演説会に参加し、集まった約600人の聴衆にしがらみの政治を断ち切り、皆さんとともに政権交代を実現し新しい政治を作ろうと呼びかけた。
はじめに岡田克也幹事長は、雨が混じる天気の中、集まった多くの方々に対して感謝の意を表した。
岡田幹事長は今の政治情勢について、「少子高齢化が進むこれからの世の中で年金や医療、介護など国民の立場に立ってやらなければいけないことがたくさんあるにもかかわらず、今の政治はそれに応えていない」と指摘。自民党の長期政権がしがらみだらけの政治を生み、国民のために政治が行われなくなったと述べ、その構造を断ち切るためには政権交代を実現するしかないと力強く訴えた。
さらに、09年度補正予算についても言及し、「14兆円もの税金をつぎ込んでどれだけの効果があるのか。その税金のツケは将来誰が払うのか」と選挙目当てのばらまき予算を厳しく批判。
最後に岡田幹事長は、「これからの政治を変えるために、我々民主党も死に物狂いで頑張っていく。しかし、最後に決めるのは皆さんお一人おひとりであり、一緒に新しい政治を作っていきましょう」と力一杯呼びかけ、マイクを収めた。
また、同演説会に出席したたじま要衆院議員(千葉1区)や加賀谷健参院議員もマイクを握り、訴えた。
たじま議員は米国大統領選挙を例に挙げ、「米国国民は現在の政治を変える必要があると、若い黒人のオバマ米国大統領を選ぶという決断を下した」と述べ、今の日本の政治に求められているものも、これまでの政治の繰り返しではなく、新しい変化であるとし、一人ひとりの力で政治を変えていく必要性を力説した。
加賀谷議員は地方分権について、民主党が政権交代を実現した際には、地方分権を推進する一方で地方行政もそれに応える政治の枠組みをつくる必要があると説き、国も地方もしがらみの政治から国民の声が届く政治へと変えていくことが大事であると表明した。
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