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2009/06/14
岡田幹事長、くしぶち・東京23区総支部長らと聖蹟桜ヶ丘で街頭演説 政権交代の実現誓う




 岡田克也幹事長は14日午後、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅前で街頭に立ち、くしぶち万里・東京都第23区総支部長、篠塚元多摩市議会議員とともに、政権交代で税金の使い道を変え、新しい日本の社会を作ろうと訴えた。

 岩永ひさか多摩市議会議員、石毛えい子前衆議院議員もマイクを握った。

 篠塚議員は「一人ひとりの生活に、きちんと目を向けたお金(税金)の使い方をしていくべきではないか」との見解を示したうえ、「本当の意味での地方自治、二元代表制、首長と議会という立場をきちんと確立したい」として、民主党の思いを政策の転換につなげる決意を語った。
 
 くしぶち総支部長は、国の仕組みを変える決意を表明し、取り組みたい課題として、環境教育やシチズンシップ(社会参加、政治参加)の確立をあげた。

 東欧の民主化20年にも言及、「人びとの力で政治が変わる。米国でも普通の市民が政治を変えた。今、大統領は核廃絶を訴えている。永田町からは政治は変わらない。霞ヶ関からも変わらない。変えていく力は多摩の皆さん、市民の皆さんの力が、政治を変える力、歴史を変える力だ」と歌えた。

 岡田幹事長は「民主党に力を与えてほしい」として、おかしいことはおかしいと言う、国民の立場に立った政治を実現することへの理解を求めた。民主党代表選挙の結果にも触れ、幹部が一丸となって政権交代を必ず実現すると表明、更なる支援を訴えた。

 鳩山前総務大臣の辞任劇については、どうして連日メディアが報道し時間とエネルギーを費やすかわからないと指摘、もっと他にやることがある、国民生活を守るために全力投球しなければならないときだと主張した。

 岡田幹事長は、1年ごとに首相が交代するような自民党政治の状況、厚生労働省の分割をめぐる内閣の迷走にも言及。安心して働けるように子どもを預かってくれるところという発想ではなく、族議員や役所の都合で幼保一元化に反対の声が上がったと説明し、しがらみのない政治を実現しようと党への支援を求めた。
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