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2009/06/17
「もっと時間があれば良かった」鳩山代表が記者団に党首討論を終えて


 鳩山由紀夫代表は、17日午後、党本部で記者団に、党首討論を終えての感想を問われ、「仲間の皆さんからほめられたので、それなりにできたのではないか。しかし、圧倒的に時間が足りない。総理が論旨と違う議論をして時間をとられた」と答えた。

 また、討論がかみ合ったかという問いに、「財源の前にこういう社会をつくる、こうするとの話をもっとしたかったが、すぐに財源論の話になった」として、財源にこだわる首相を批判した。

 さらに、「コンクリートから人へ」というわが党の考えを強く出せたとの感想を披歴した。

 日本郵政の西川社長の問題を取り上げたことに関しての質問には「麻生政権が末期状況であること、判断がぶれる、遅れる、間違うことの象徴(と思い、言及した)。それが原因で(内閣の)支持率が下がった。抵抗すれば抵抗するほど国民の思いとはかけ離れるのではないか」と答え、首相の判断の間違いを正すためであり、首相は西川社長を辞任させるべきだという考えを改めて示した。
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