2009/06/17
国民生活を直視しない麻生政権に代わり小選挙区で過半数を勝ち取る 小沢代行
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小沢一郎代表代行は17日夕、大阪府堺市で森山浩行・大阪府第16区総支部長とつじ恵・同第17区総支部長とともに堺刃物製作者との意見交換会を行った後、麻生首相のリーダーシップや総選挙に向けた考えなどについて記者団に語った。
はじめに小沢代表代行は堺市を訪れた感想として、「刃物を作る現場を見て、話を聞いて堺の刃物が全国のみならず世界に進出されていることを知った」と語り、「その伝統の技を世界の人々の生活のためにも役立たせることができるように、我々が政権を担って日本の伝統文化や技術を後世に伝えていけるような施策をやる必要性を強く感じた」と述べた。
続いて民主党が国の直轄事業の地方への負担金を廃止するとしていることを橋下大阪府知事が評価していることへの感想を求められた小沢代表代行は、「直轄事業であれなんであれ、地域や国民の皆さんの必要性のないものを無くし、国民生活に直接関連する予算を作っていきたい」と答えた。
また「麻生首相が都議選以降でリーダーシップを発揮して解散することが難しい」と発言したことの理由を問われた小沢代表代行は、「今の状況を考えれば、都議選においても都民の皆さんのより多くの支持を得られると思っている」との見通しを述べ、「その後の麻生首相のリーダシップで総選挙というのは考えにくい」との認識を示した。さらに、「今の政治が国民生活を直視したものではないという認識が国民の皆さんの中でも多いと思う」とし、麻生首相が国会末期では解散することができず、月末もしくは来月初めに総選挙と言う可能性を示唆した。
そのうえで、総選挙の手応えについて小沢代表代行は、「小選挙区で150以上勝たないと第1党になれないので最低150議席を超えることを目標にし、できればそれ以上、上乗せして民主党単独でも過半数が取れるように頑張りたい。そのためには野党協力も非常に大事だと思っている」と意欲を見せた。
最後に東京都議会議員選挙においても小沢代表代行は、「これも過半数を取ることを目標にしてさらに候補者を擁立していく」と意気込みを語った。
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