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2009/06/20
岡田幹事長、福島2区・太田議員と政権交代実現を切望する声を受け止める 二本松市で
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岡田克也幹事長は20日夕、太田かずみ衆院議員(福島県2区総支部長)とともに福島県二本松市内で開かれた街頭演説会に参加。街頭には、政権交代実現へ希望を寄せる約400名が詰めかけ、民主党の活躍に期待する大きな声援が寄せられた。
街頭演説会ではまず、太田議員の選対本部長を務める福島県選出の増子輝彦参院議員がマイクを握り、梅雨空の中、土曜日の午後というおくつろぎの時間にも係らず集まってくださった聴衆に対し、「私の時はこんなに集まらなかった」と冗談を交えながら謝意を述べた。
小泉・竹中政権のもと、「改革」という名の弊害、格差が進んだと指摘。かつて210万人だった福島もまもなく190万人台に落ち込むとの危機感を示し、地域の再生のためにも政権交代により政治の転換が必要だとした。
太田議員を自らの後継者として紹介した増子議員は、「勇気を決断をもって何の条件もつけずに福島にやってきた」と称え、国民のための政治実現のため力を貸してほしいと訴えた。
続いて、「二本松は3度目」と挨拶した岡田幹事長は、鳩山代表のもと新体制になって1カ月、「民主党への期待感は高まっている」との手応えを示し、幹事長として代表を支え、「必ず政権交代を実現させ鳩山総理を誕生させるため頑張っていく」と決意を語った。
民主党が政権を獲れば、「霞が関の外から専門家を集めて予算を徹底的に見直す。ムダを省くことで新たに捻出された財源で新しい政策に使う」と主張。子ども手当、農業の戸別所得補償制度など、「国民の生活が第一。」の政策を実現し、霞が関からは出てこない国民のための政策を行うことでこの国をもう一度元気にさせ、将来を担う子どもが希望を持てる社会をつくりたいと力説した。
岡田幹事長はまた、太田議員について、若いけれど素晴らしい人物と評し、度胸と決断力という、政治家として大成する魅力を秘めた人材だと紹介。増子議員を育てたように二本松、福島、そして日本の国のために働けるよう皆さんの力で育ててほしいと呼びかけた。
太田議員は、福島に移り住んで9カ月、日々地域を回って活動するなかで、雇用の不安、将来への不安を訴える声を耳にするとして、「このままの日本でいいのか。若者は都会に流れ、担い手を失った畑は荒れ、年金への不安は募り、消費が冷え込み、街はシャッター通りとなっている」と悲惨な現状を指摘。こうした今の生活を変える最大のチャンスが次期衆院総選挙であると述べ、政権交代により、光を当ててほしいところに当たっていない今の政治を改め、国民の声を反映した政治を実現させていきたいと理解を求めた。
「地域からこの国の政治を変えていきたい。皆さんの力でお年寄りが安心して暮らせる、子どもが希望を持ち、青年が夢を抱ける、そんな当たり前の社会をもう一度つくりたい」と表明。そのために、「ともに政治を変えていこう」と呼びかけ、民主党へのより一層の支援を訴えた。
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