2009/06/19
党『次の内閣』農林水産部門が築地市場を視察
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党『次の内閣』農林水産部門は19日早朝、築地市場を訪れ、生・冷凍まぐろや活魚のせり、関連事業者営業所、青果せり等を視察した。今回の視察には、高橋千秋『次の内閣』ネクスト農林水産副大臣、郡司彰、小川勝也、平野達男、大河原雅子、姫井由美子、金子恵美、舟山康江各参議院議員、佐々木隆博衆議院議員らが参加した。
視察後は、築地市場内で農林水産部門会議を開催。農林水産省、水産庁、東京都からそれぞれ、卸売市場の現状等について、築地市場の概要についての説明を受け、意見交換を行った。
この中で、(1)流通構造の変化に伴い卸売市場を経由する割合が減少しているのは確かであるが、水産物では鮮魚は引き続き9割を占めており、青果では野菜・果物はシェアが戻ってきており、ものによって異なっていること、(2)市場内の「仲卸」が果たしていた金融機能が低下しており、物流の変化が卸の経営を圧迫していることから、物流の実態を調査していく必要があること、(3)卸売市場の衰退の要因として、卸売市場の機能・効果を全体的に語れる人材がいないことがあり、今後、産地と市場との交流を密接にしていくことが求められていることから、そうした人材の養成を図っていくことが重要であること、(4)築地から豊洲への卸売市場の移転を契機にコールドチェーン化を進めることとしているが、それを十全に実現するには縦割り行政の規制を見直していく必要があること、などについて議論がなされた。
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