ニュース 2009/06/21 「国民の生活が第一。」の政策実現を　決起集会で岡田幹事長、福島・茨城第１区総支部長 　岡田克也幹事長は２１日午後、茨城県水戸市で福島のぶゆき・茨城県第１区総支部長が開催した「福島のぶゆき決起集会」に出席。会場には８００名を超す聴衆が集い、政権交代を期待する人々の熱気で沸いた。 　福島総支部長は、０９年度補正予算を取り上げ、政府・与党の官僚主導の政策を批判。「本物の政治家というのは、地域の人々のために死ぬ気になって行動、決断するもの」と述べ、今の自民党議員にはこの国をどうしたいのかという覚悟がない、政治家としての意思がないのが最大の問題だとした。 　そのうえで、日々地域を回る中で耳にする年金、医療、介護、雇用への不安を解消すべく、農業、医療、介護・福祉などの分野に光を当てたいと主張。「堕落した政治を変えるためには政権交代が必要。皆さんの行動でしか国は変えられない」と説き、政治への参加を呼びかけた。 　続いて登壇した岡田幹事長は、「自民党は終わっているのではないかと思う」と話し、全国各地で「自民党は一度下野したほうがいいのではないか」との声を聞くと紹介。長期政権により様々なしがらみ、腐敗が生じ、国民から離れてしまったのがいまの政治の現状ではないかと分析した。 　さらに、小泉政権以降、この４年間で安倍、福田首相が相次ぎ辞任したことについて、「総理大臣が簡単に辞めすぎる。『首相は、日本国民１億３０００万人の一人ひとりの命と生活に責任を持つ』という自覚が全くないまま、あまりにお手軽に首相になっているのではないか」と指摘。 　同時に、その首相たちは自民党内で圧倒的支持を得て誕生してきたとして、自分たちで担ぎ上げておきながらひとたび国民の人気がなくなると誰も支えようとしない自民党議員の動きを問題視、考え方や国民の立場に立って首相にふさわしいかといった視点で選ぶのではなく、勝ち馬に乗って自らのポストを得ようとする自民党内の権力ゲームになっている、国民のためではなく個利個略となっていると非難した。 　「このような自民党の劣化した姿を国民の皆さんは敏感に感じ取っているのではないか」と話し、年金、医療、介護といった最低限のセーフティーネットが壊されている現状を建て直し、年金制度の抜本的改革をはじめ、少子高齢化という時代に合った制度の改善、改革を民主党にやらして頂きたい」と主張。政権交代によって「国民の生活が第一。」の政策を実現させていくと誓った。 　なお、集会には茨城県選出の郡司彰参院議員も出席。「茨城１区から政治を変えよう。民主党のためでなく、皆さんの手に政治を取り戻すために全力を尽くす」と力強く語った。 　最後は全員でガンバロー三唱を行い、会を締めくくった。