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2009/06/21
「政権交代の夏の実現を」小沢代表代行、宇都宮市で表明 簗瀬議員、栃木県下4総支部長と




 小沢一郎代表代行は21日夕、栃木県宇都宮市内でやなせ進参議院国会対策委員長の「政治活動25周年記念パーティー」に出席し、参加者約600名を前に「栃木県から政権交代」と訴えた。

 小沢代表代行は、国民の生活を全く顧みず、保身のためだけに政権運営を行う自民党政権を厳しく批判したうえで、「国民の生活を無視した政治を一刻も早く変えなければならない」と決意を語った。

 また、「今年は政権交代の夏にしなければならない。是非この栃木県から実現させていただきたい」と次期衆議院総選挙での政権交代を訴え、「最大の難関は次の総選挙」だとして、民主党への支持を参加者に求めた。

 続いて、次期衆議院総選挙に挑む4名の総支部長が政治活動にかけるそれぞれの決意を述べた。

 栃木県第4区の山岡けんじ衆議院議員は、「去年の夏は逆転の夏。今年は政権交代の夏が目前に迫っている。みなさまの一層の支援をお願いします」と、現在の国会情勢報告も交えながら、民主党への支援を呼びかけた。

 同第2区の福田あきお衆議院議員は「腐りきっている官僚主導の政治を今こそストップさせなくてはならない」と訴え、政権交代でまさに実現していくと表明した。

 同第1区の石森ひさつぐ総支部長は「医療の崩壊は政治の責任。こんな生活を強いた政治を変えることが我々の使命である」と脳外科医の立場からも医療制度の改革が必要不可欠であることを強調した。

 同第5区の富岡よしただ総支部長は「ひたすら地元を歩いているが、切実な話しか聞こえてこない。国民の生活が壊れている今こそ政権交代しかない」と力を結集し、栃木から政権交代を果たす意気込みを語った。

 最後に、簗瀬進参議院国対委員長は「どれだけ官僚に支配されてきたことか。政権交代に向けた逆転の時が近づいている」として、民主党の勝利、政権交代実現に向けて「一丸となって戦い抜く」と述べた。

 また多忙の中、来賓として駆けつけてくれた小沢代表代行について「一昨年の参院選で民主党を参議院第一党へと大躍進させ、今の政権交代実現の大きな流れを作り出した最大の功労者である」とし、また「民主党に大きく二つのことをしてくれた」と述べた。

 簗瀬国対委員長は第一に、「国民の生活が第一。」として党の政治活動の指針を改めて示してくれたと説明。「二つは、選挙の厳しさを候補者達に教えてくれた」として、代表として党を牽引してくれたことに改めて敬意を表した。
 

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