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2009/07/01
内閣不信任案提出は重い判断。必要かも含め議論が必要 鳩山代表が記者団に


 鳩山由紀夫代表は1日午後、国会内で記者の質問に答え、自民党内で東国原宮崎県知事の地方分権担当特命大臣の兼務を検討しているとの一部報道について、「とやかく申し上げたくはないが、すぐに解散で、選挙向けのパフォーマンス。国民に理解されるとは思わない」と批判した。

 また、麻生首相が内閣改造と自民党役員人事の検討の意向を示したとされることについては、「(麻生首相は)日々ぶれている。国民の皆さんは政権の末期症状と思われているのではないか」と切り捨てた。

 内閣不信任案に関する質問には、「党内でも議論がある。大変重い判断が必要。軽々に結論がでるとは思わない。不信任案が必要なのかも含め、タイミングを図ることが大事。社民党、国民新党さんの考えも聞く。麻生内閣を国民の皆さんは信任していないと思う」と語った。そのうえで「(不信任案は)奇策ではない。憲政の王道だと思う」との認識も示した。

 さらに、自民党内の動きによっては不信任案は可決されるのではないかとの質問に「予想で申し上げるものではない。政党の論理で淡々と処理されることもある」と答えた。
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