陸上自衛隊の現職幹部が銃刀法違反で逮捕された事件で、陸自がこの件を組織的に隠蔽しようとした疑いが浮上されている。
この事態を受け、伊藤英成NC外交・安保大臣と上原康助安保部会長、桑原豊衆院議員(安保部会メンバー)は16日、防衛庁を訪れ、徹底的な規律改善をおこなうよう厳しく申し入れた。
伊藤大臣らは、「防衛庁と自衛隊職員の相次ぐ不祥事は、安保体制への国民の信頼を失墜させており、徹底した規律改善が急務だ」として、(1)事実関係の徹底糾明(2)事実関係に基づく厳正な処分の実施(3)再発防止に向け、人事・組織・内規の抜本的見直しを含む改善策を国民に提示し、着実に実施することの3点に誠意をもって取り組むよう求めた。依田総括政務次官は「重大な問題として取り組んでいる」と答えた。
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