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2009/07/02
中川ネクスト財務大臣、英誌「エコノミスト」グループ主催セミナーで講演


 中川正春『次の内閣』ネクスト財務大臣は2日、都内で開かれた英誌「エコノミスト」グループ主催のセミナーに参加し、主に外資系企業関係者向けに民主党の財政政策についてスピーチを行った。セミナーには政府側、野党側、民間から3人のスピーカーが招かれ、外資系ビジネスマンを中心とする一般参加者を前に、外国からも注目されている日本財政の現状やこれからの見通し・対策についてスピーチし、活発な議論を行った。

 中川ネクスト財務相はスピーチの中で、民主党が主張している財政支出や財源に関する政策について丁寧な説明を行い、政権を取った場合、「我々はまず、セーフティーネットを整え、国民に安心を与えたうえで、可処分所得を増やし、内需を刺激する予定」であるとの方向性を示した。支出の財源に関しては「民主党が新たに提案している政策に関しては新たな財源の獲得を必要としないようにする。全額はムダ遣いの見直しの徹底等によって賄う」と表明。また、消費税に関しては「政権交代後の最初の4年間は増税を行わない」と強調した。

 スピーチ後の質疑において、中川ネクスト財務相に対して幅広い質問が出され、外国の経済界の中でも民主党政権への関心や期待が高まっていることを示した。
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