2009/07/03
羽田最高顧問、前原副代表、イラン日本友好議員連盟会長と会談
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羽田孜最高顧問、前原誠司副代表は3日、党本部にてアラーエッディン・ボルージェルディ会長(国家安全保障外交委員長)と会談した。鉢呂吉雄『次の内閣』ネクスト外務大臣、岩國哲人国際局長、平岡秀夫衆議院議員が同席した。
冒頭、羽田最高顧問は歓迎の意を述べるとともに、長年続く自民党政権から民主党政権への交代について語った。これに続き前原副代表は、迫る総選挙での政権交代への実現について意気込みを語るとともに、歴史的な日本とイランの友好関係は超党派であり、政権が交代しても、二国間関係をさらに深めていきたいと述べた。
岩國国際局長は、スパイ容疑でイランにて拘束されていた日系米国人ジャーナリスト、ロクサナ・サベリさんが釈放されたことを喜んでいると語るとともに、イラン人女性の日本での文学賞受賞を称えた。これに対し、ボルージェルディ会長は、イランでは女性が高い地位を占めており、イランの大学では女子学生の方が男子学生よりも多いなどの現状を披露した。今回一行の一員として訪日を果たしたラーレ・エフテハーリ議員も女性議員として、また神学博士として活躍していると紹介した。
鉢呂ネクスト外務相は、イランと北朝鮮との係わりについて触れ、北朝鮮により日本がさらされている核やミサイルの脅威に対し、北朝鮮と近い関係にあると言われるイランから北朝鮮へ平和を求める積極的働きかけを要望した。これに対しボルージェルディ会長は、核兵器廃絶に向けての取り組みについて語り、全世界にひとつでも核兵器が存在することは脅威である、と強調した。この度、IAEA(国際原子力機関)の次期事務局長に日本の天野氏が選出されたことに対し祝意を表するとともに、いかなる国に対しても例外なく公正、公平かつ徹底的な査察を実施し、成果をあげることを期待していると述べた。
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