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2000/03/16
「宗教と政治を考える会」で丸山照雄氏が講演
 「宗教と政治を考える会」の集まりが15日、民主党本部で開かれ、AP総研の宗教部会責任者丸山照雄氏が「日本宗教についての基礎講座」と題して講演した。

 丸山さんは幕末以降の宗教の歴史を社会運動の観点を踏まえて概括。明治政府が政令で「お祝い事は神道に、葬式・法事は仏教に」と定めたことから、現在の冠婚葬祭における儀式と生活の関係ができたことなどを例に、宗教と政治の関係は「メダルではなく紙の裏表」であると説明。

 創価学会については「日本の軍隊をモデルとし、共産党のフラクション組織をまねた組織で、健全な市民社会を阻害するもの」としつつ「創価学会問題は政治問題ではなく宗教問題」であり、選挙についても「危機意識をもって立ち向かえば、都市部で創価学会に負けることはない」と分析した。
 この日の集いには熊谷弘同会会長ら衆議院議員、公認候補者50人が出席した。
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