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2009/07/04
国民のために政治家が責任を持つ政治へ。新しい歴史を作る大事業に参加を 菅代行、足立で訴え


 菅直人代表代行は4日午前、足立区のJR北千住駅前で、平山たいろう東京13区総支部長、内藤正光、藤田幸久両参議院議員らと街頭に立ち、新銀行東京や築地市場などの大きな課題を変えていこうと訴えた。

 菅代表代行は、農林水産省の事務次官による民主党の政策批判に言及、官僚の仕事は政党の政策を批判することではない、身分保障を持ちながら責任を取らない官僚に政治的行為は許されないという見解を表明。「政権交代しないで自民党の首相が100人代わっても、政治の実態は60年間変わらない」と官僚主導の政治の問題点を指摘した。

 さらに、16年前の6月には都議選、7月には衆議院選挙があり、その選挙で自民党政権が倒れて細川連立政権が誕生したと指摘。2期、3期の実績がある細川熊本県知事、武村滋賀県知事が自ら政党を作って政権交代を目指したことを紹介し、その流れを汲むのが民主党だとした。

 菅代表代行は、政権交代は官僚主導の政治を変えるスタートであると主張。「09年は政治の大きな転換点」として、「官僚のための官僚による政治から、国民の皆さんのために政治家が責任を持つ政治に根本的に変えるスタートだ」と強調。「新しい歴史を作る大事業に皆さんにも参加してほしい」と民主党への支持を求めた。
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