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2009/07/07
東京都議選「いい結果が出るように参議院も全力を挙げる」平田参院幹事長が会見で




 平田健二参院幹事長は7日午後、国会内で記者会見を行い、同日開かれた役員会、常任幹事会、参院役員会に関して記者団に語った。

 はじめに現在参院で審議中の臓器移植法案について、9日までの日程はほぼ決定しているものの、それ以降は未定だと述べ、対案が提出される可能性があり、それを見極めたうえで決定するとの見通しを語った。

 また、衆議院での内閣不信任案、参議院での問責決議案の提出については全く議論していないと述べ、12日に行われる東京都議選については、「いい結果が出るように参議院も全力を挙げようと確認した」と報告した。

 自民党内に鳩山代表の参考人招致の声があることについて、記者団に問われた平田参院幹事長は「代表の説明はほぼ尽くされている」とし、「代表が記者会見を開いたときに皆さん方から質問をお受けして、ほぼ全員の方から質問は出尽くしている。あの時に鳩山代表が答えたことを、国民の皆さんに街頭演説や地元の集会などで私どもから説明をして、理解を得る努力をしなければいかんだろう」と述べた。そのうえで、代表の地元事務所や党支部への疑惑についても言及し、「全く問題はないとの調査結果が出た」と報告した。

 「自民党の方は、これをつついて何とかしようということだろうが、参考人招致の必要はない。必要があるとするなら、二階さんであり与謝野さんであり佐藤さんである」と、むしろ自民党議員の問題について取り上げるべきであるとの認識を示した。
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