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2009/07/08
政治が暴走すると皆さんの暮らしに悪影響を与える、暴走を止めよう 鳩山代表が八王子市で




 鳩山由紀夫代表は、8日夕東京都八王子市の南大沢駅前で街頭演説し、「政治が暴走すると皆さんの暮らしに悪影響を与える。暴走を止めよう」と呼び掛けた。

 約500人の市民が待ち受けるなか、大きな拍手で迎えられた鳩山代表は、かつては政治と言えば自民党だったと切り出し、「長期政権は必ず腐敗すると確信した。二大政党制にして、政権交代を行うことが必要。国民の皆さんの、都民の皆さんの声が反映されるようにしなければならない」と述べ、私たちが政権をとれば、新銀行東京のような方式ではない形で、資金繰りに苦しむ中小企業の経営者への支援策を生み出すとして、減税策や元本返済猶予の法案制定への意志を強調した。

 また、築地市場をどうして汚染された土壌があると指摘されている豊洲に移す必要があるのか、安心・安全な魚介類を食卓に届けるためにも市場は築地のままであるべきだと訴えた。

 さらに、「政治は暴走すると皆さんの暮らしに悪影響を与える。例えば年金。消えた年金問題でだれも責任をとらない。そんな政治をやめさせよう。ムダ遣いのない政治を取り戻そうではないか」と聴衆に呼び掛けた。

 同時に、「なぜ、アニメの殿堂を造る前にアニメ作家への支援を行わないのか。国民一人ひとりの命を大事にしないのか。ムダ遣いをなくさせるためにも民主党を第一党に。政権交代を」と訴えた。

 街頭演説では、東京24区のあくつ幸彦総支部長も、自民党の政治を終わらせようと聴衆に呼びかけた。
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