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2009/07/12
【都議選】大勝利55議席獲得、第一党に 自公石原与党過半数割れの目標も達成




 東京都議会議員選挙(定数127)の投開票が12日行われ、党は現有議席34から55議席(公認54、推薦1)と大きく議席を伸ばし、都議会第一党となった。また、目標としていた石原都政の自公与党の過半数割れ(自民38、公明23)も達成した。

 この大勢判明を受けて、党本部で夜記者会見した岡田克也幹事長は、「素晴らしい結果が出つつある。鳩山代表、菅代表代行、東京都連の鈴木寛幹事長、蓮舫広報委員長、加藤公一選挙対策委員長はじめとする方々の力の結果。都民の皆さんに素晴らしい結果を出してもらった。感謝申し上げるとともに、身の引き締まる思い」と語り、今後の都政に関しても、「石原知事も議会の声に耳を傾けるようになる。知事をチェックする議会の機能を果たすようになる」と議会本来の機能を党として果たしていくとの考えを述べた。

 勝因に関する質問に、「東京都連が素晴らしい候補を擁立し、改革を訴えたこと。また、国政での解散先延ばし、自民党の混乱に都民の皆さんがノーを突き付けた」として、麻生首相に「都民がレッドカードを突き付けた」との見方を示した。

 また、次期衆院選への影響についての質問に「我々を勇気づけるもの。しかし、直接衆院選と連動すると単純には言えない。勝って兜の緒を締めよで、しっかりと戦っていく」との感想を述べた。

 投票率は54・49%で前回を10・50%上回った。

 7つある1人区では、党公認候補が5人、推薦候補が1人当選し、躍進の原動力となった。また複数擁立区では、品川区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、北区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、八王子市で複数当選を果たした。

 また、推薦した東京・生活者ネットワークの二人の候補も当選した。
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