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2009/07/12
政治を国民の手に取り戻す! 大村市内で鳩山代表、長崎3区・山田議員が揃って訴え




 鳩山由紀夫代表は12日午前、長崎県大村市内で開かれた、山田正彦衆議院議員(長崎県第3区総支部長主催の街頭演説会に参加し、次期衆院・総選挙で「政治を国民の手に取り戻そう」と呼びかけた。

 街頭演説会の冒頭、マイクを握った犬塚直史参議院議員は、「後期高齢者医療制度など、受けられる医療を年齢で差別するような制度は、今すぐ廃止しなければならない」と主張し、参議院では廃止法案を通したことを明かし、同時に、衆議院では与党の数の暴挙によってその法案を通すことができない現状を説明し、そうした「国民の生活を第一。」とする政治を実現させるためにも衆議院選挙で民主党に力を与えて欲しいと訴えた。

 山田議員は、元『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣として、子ども手当て月額2万6000円の創設や、医療・福祉改革、年金問題など、国民が安心して生活できる社会を創り上げるためには、従来の与党政権が行ってきた予算の使い方を改め、新たな制度の実現が必要であると主張した。

 また、一次産業振興のため、農業や漁業の戸別所得補償制度の創設を実現したいと力説した。財源についても、特別会計の中身を明らかにし、官僚の天下り先へ当られる予算の流れを禁止することで財源の確保をしたいと話した。

 続いてマイクを握った鳩山代表は、「国民の生活が第一。」の政治の実現のためには、官僚支配に終止符を打ち、政治家が本来あるべき姿を取り戻し、政治を国民の手に取り戻す必要があることを力説し、来るべき総選挙の重要性と、政権交代の必要性を訴えた。
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