2009/07/13
こういうときこそ脇を固めていく 都議選勝利・今国会最大の山場迎え輿石会長
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輿石東参議院議員会長(代表代行)は13日昼すぎ、国会内で開かれた民主党・新緑風会・国民新・日本の参議院議員総会で挨拶し、民主党が第一党の座を獲得し、自公勢力を過半数割れに追い込んだ12日に投開票した東京都議会議員選挙にまず言及し、出席議員の勝利に向けての協力に謝意を示した。
同時に民主党が推薦する新人の仲川げん氏が初当選した奈良市長選挙にもふれ、社民党、国民新党、新党日本の協力も得て、「政権交代への確かな一歩が踏み出せた」と述べ、「こういうときこそきちんと脇を固めていただかなくてはならない」と出席議員に呼びかけた。
「党や組織はひとつにまとまらなければ何の力にもならないと強調してきたが、お陰さまでもう一歩のところまできた」と輿石会長は述べるとともに、本日13日からの週は「今国会の最大の山場を迎える。今日がその日だと確信している」と表明。臓器移植法案の採決を経て、さまざまな動きが出てくるだろうとの見方を示した。また、「不信任案とか問責という話が出たり入ったりしていたが、そのことも含めて」党としては一致して行動すべきところとなると語った。
続いて、東京都連幹事長の鈴木寛議員が挨拶に立ち、都議選勝利に向けた各議員、秘書団の協力に謝意を表明。あわせて国民新党、新党日本の支援があったればこそだとして、「会派全体での、政権交代に向けた歴史的な一歩をつくるんだという思いをお寄せいただいた結果だ」と指摘。「これを何とか総選挙に、国民のみなさんの願いである政権交代につなげていければと思っている」と述べた。
次に奈良県選出の中村哲治議員が奈良市長選挙について、「実は同日、市長選挙とあわせて奈良市議会議員選挙も行われていた」として、党公認候補7名全員の当選を果たしたと報告。市長選とあわせての応援に感謝の意を表し、「次期衆院選での政権交代実現へのうねりをつなぐことができた」と語った。
総会では平田健二参院幹事長、簗瀬進参院国対委員長、福山哲郎参院政審会長も選挙勝利への祝辞を述べるとともに、衆院・総選挙という次なる選挙へ向けて身を引き締めて臨むことを確認した。
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