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2009/07/12
官僚主導の政治を国民に開放!! 佐世保市内で鳩山代表、宮島・長崎4区総支部長
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鳩山由紀夫代表は12日昼、長崎県佐世保市内で開かれた、宮島だいすけ元衆議院議員(長崎県第4区総支部長)総合後援会主催の総決起集会に参加、官僚任せの政治から国民が主役の政治に変えようと訴えた。
宮島総支部長は、今次選挙の重要性を強調すると共に、「今日の国民生活は厳しさを増し、この責任は政治が担わなければならない」と指摘、「大都市、一部の大企業、一握りの金持ちを優遇し、一方では、故郷、中小零細企業、多くの庶民が切り捨てにあった」と指摘。そのうえで本来の政治について「弱い人に光を与えるのが政治の役割であり、すべての国民が生きることの喜び、幸せを少しでも感じられる社会をつくることが政治の最大の責任である」と力説した。
また、今の政治ではお年寄りは安心して暮らせず、若者が未来に希望を感じることができないとの見方を示し、「今こそ政治の流れを変なければならず、今回の選挙で政権交代を成し遂げなければならない」と訴えた。
さらに、「これまでの格差社会の拡大によって、日本のいいところが失われてしまった。格差社会の拡大を食い止め、我が国のすべての人が幸せを感じられるそのような国でありたい、その実現に向け必死の努力を続けてくことを誓い、この情熱のすべてを、故郷のために我が国のために働くことが私に課せられた最大の使命である。助け合う社会をつくり上げるために、今こそ一人ひとりが政治を変える、政治を良くするという想いで戦っていただければ、必ず日本は変わる」と述べ、支援を訴えた。
続いてマイクを握った鳩山代表は、「小泉政権時代に政治は破壊されてしまった。三位一体と口では言いながら、来るものはシャットアウトし、地域で見出せる財源は与えずに、地域がやっていけるはずがない。その中で、地域は更に疲弊をしていく厳しい環境に追い込まれてきた」と自公政権による中央集権の実態を指摘した。更には弱肉強食の間違った新自由主義の中で、金融資本主義、マネーゲームの中に入り込んでしまい、結果として、勝ち組、負け組がうまれてしまった」として、今の政治はその負け組に対して何も手を差し延べていないことを問題視するとともに、そもそも政治は「勝ち組」「負け組」を作ってはいけないと指摘。「雇用、医療、介護、教育・子育ての対策の充実は当たり前のことである。それを怠ってきたのはだれなのかということが問われなければならない」と格差社会の是正を訴えた。
同時に、「長期政権はいずれ腐敗してしまう。民主党の主張は政党のエゴではない。国民の生活が安定する保証があれば政党などどうでもいい。しかし、今二大政党時代をしっかりと確保しなければ、大変なことになる瀬戸際にある、だからこそ今やらねばならない。仕事を私達にやらせていただきたい」とし、「自民党が国民の期待に応えていない今、野党が政権とる。これが憲政の常道である。この常道を果たそうではないか」と政権交代の必要性と支援を訴え、最後に「更には、官僚主導から国民が主役になった政治へ変える100年に一度のチャンスであり、革命的な開放運動を起こそう」と呼び掛けた。
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