ニュース 2009/07/17 この横浜から日本の大掃除をやりたい　鳩山代表、三村・神奈川２区総支部長が横浜市内で 　鳩山由紀夫代表は１７日夕、神奈川県横浜市内で開かれた、三村和也・神奈川県第２区総支部長主催の街頭演説会に参加し、８００人近い聴衆を前に、間近に迫った次期衆院・総選挙で「この横浜から日本の大掃除をやりたい」と呼びかけた。 　はじめに、三村総支部長が、「今回の選挙は、選挙によって初めて新しい政権を国民が誕生させる選挙であり、国民が主役の選挙だ」とし、これまでの地方選での民主党の連勝を引き合いに出しながら、「今度は横浜が主役となって、国を変えていこう」と訴えた。 　続いて、三村総支部長は、変えていく日本の政治の内容に言及し、「官僚依存の政治から、リーダーシップの政治」に変えなければならないとし、「政治が霞が関に対してリーダーシップをとるためには、３つの要素が必要である」と指摘。「まず、霞が関の官僚機構の抵抗に遭おうとも、ブレずに芯を通す情熱」が不可欠であると表明。 　次いで実務能力が重要だとして、「自民党の政治は、法律でも予算でも、細部を霞が関に任せてしまうから、結果的に官僚にコントロールされてしまう。新しい政治は、法律や予算を政治家自らが細部まで処理できる実務能力を持たなければならない」と語った。 　そして最後に、「もっとも大事なことが、国民から選ばれること」だとして、国民の皆さんの信任を得ることの重要性を訴え、国民の皆さんの思いを民主党に託してほしいと求めた。 　続いて鳩山代表がマイクを握り、「次の総選挙はわかりやすい選挙だ。今の政治に満足せずに政権交代を望むか、このままあきらめるか。勇気をもってしがらみを破ったときに新しい日本の未来が見えてくる。今回はその選択の選挙だ」と表明。民主党の先頭には若き力がみなぎる「三村をたてて頑張ろう」とも呼びかけ、「官僚依存の政治を終わらせ、国民の声を活かした政策をつくり、国民主導の政治を行う」と強く誓った。