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2009/07/19
地域のことは地域に任せる地方分権を実現しよう 鳩山代表、瑞慶覧・沖縄4区総支部長




 鳩山由紀夫代表は19日夕、沖縄県糸満市で、瑞慶覧チョービン・沖縄県第4区総支部長とともに街頭演説会を開催。夕方の忙しい時間にも関わらず足を止め耳を傾ける聴衆に向けて、政権交代の必要性を説き、来る総選挙では、民主党を応援してほしいを訴えた。

 まず、瑞慶覧総支部長がマイクを持ち、与野党の農業政策を例に、「大規模農家に偏った政府の農業政策はすぐにも廃止し、中小の農家にも手厚い民主党の戸別所得補償制度を導入しよう」と話し、そのためにも民主党に政権を取らせてほしいと更なる支援を求めた。

 さらに、「沖縄県の(全国平均」県民所得はなぜ47位なのか。失業率がいつも高いのか」と地域間の格差が大きいことを上げ、「民主党は地域主権を重要政策として掲げている。地域のことは地域にまかせ、沖縄県を発展させていこう」と訴えた。

 次に鳩山代表が演説に立ち、「今度の選挙ほど分かりやすいものは無い。なぜなら、政権選択の選挙だからだ」と話し、「暮らしが豊かにならないなど、今の自公政権に対して不満があるのならば、是非、政権交代のために力を貸してほしい」と民主党への支持を求めた。

 そして鳩山代表は、「民主党は一人の命も粗末にしない政治を行っていく。自公政権のように、官僚には厚くするが、苦しんでいる庶民は見放すという、まさに官尊民卑の構造を壊していく」と述べ、国民の暮らしを第一に考えた政治を行うと表明。民主党に政権を任せてほしいと訴えた。

 演説終了後に鳩山代表は、近くで行われていたふるさと祭りの会場を、瑞慶覧総支部長とともに支持を求めながら練り歩いた。
 

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