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2009/07/20
代表、もとむら神奈川14区総支部長と相模原市で訴え 国民の声が聞こえる政治を作り上げよう




 鳩山由紀夫代表は20日午後、小田急相模大野駅前で、もとむら賢太郎・神奈川県第14区総支部長と街頭に立ち、国民の皆さんの声が聞こえる日本の政治を政権交代で作り上げようと訴えた。
 
 鳩山代表はこのなかで「脱官僚の政治」を目指すという意味について、「官僚の皆さんを非難するつもりではない。優秀な頭脳を、国民の皆さんの命を救うために、一人の命も粗末にしない政治を作るために手伝ってもらう」と説明し、野党を強くすることによって与党も目覚め、国民の皆さんの声が聞こえる日本の政治になるとして「胸を張って政権交代できる民主党の存在を皆さん方に示すことが何よりも大切だ」と見解を示した。

 続いて、官僚任せの政治がもたらす悪い例として、社会保障費2200億円削減、障害者自立支援法などをあげ、「皆さん方を無視して、官僚の机の上で計算だけで作り上げたので、心が伴わない、間違った制度が出来上がった」と指摘。政治家がリーダーシップをとって、国民の皆さん方と一緒に議論をして、一つひとつの政策をとことん作っていく考えを示し、「皆さんが主役になる政治を作ると約束する」と誓った。

 もとむら総支部長は、日本を良くしたいという気持ちは民主党も自民党も一緒だが、財源論や手法が異なると指摘。「まずは永田町、霞ヶ関の既得権益をぶち壊していく」と強調し、国会議員の定数をへらす、官僚のムダ遣いをなくす、天下りの禁止を徹底的に進めるとした。「ムダを全廃し、一つひとつの行動から勝ち取った財源で、年金、医療、介護。子育て、教育へと、しっかりと本来の税金を獲得していかなければならない」と説明し、どちらがふさわしいかの政権選択を求める考えを示した。生活保護の母子加算手当の復活にも意欲を示し、安心できる生活を作り上げようと呼びかけた。

 もとむら総支部長はこの後、麻溝公園の演説会にも参加し、日本のムダを一掃し、子どもや孫の世代にツケを残さないように手を携えて頑張ると表明、相模原から政権交代をと訴えた。
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