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2009/07/21
革命的改革への総選挙に勝利し、国民総参加の政治を 両院議員総会で鳩山代表




両院議員総会が、21日午前党本部で開かれ、総選挙の勝利に向けて意思統一を図り、総選挙でのお互いの健闘、勝利を誓い合った。

 鳩山由紀夫代表は、「今回の解散・総選挙は自民党政権を終焉させるという小さな選挙ではない。明治以来の官僚主導、国民が参加しない利権型の政治から、国民総参加の政治への革命的な改革の総選挙である。その歴史的使命を確認しようではないか」と呼び掛けた。

 また、「国民のために勝利を勝ち取っていただかなければならない。ここにおられる衆院議員の皆さんはすべて小選挙区で勝利してもらわなければならない。その覚悟で臨んでほしい」と檄を飛ばした。

 さらに、参院議員に対し、全選挙区で、衆院議員一人ひとりへの支援に向け、「最善の努力をお願いしたい」と要請した。

 最後に、「一人の生命も粗末にしない政治のために新しい時代をつくる。その日まで頑張っていただきたい」として、総選挙勝利への決意表明とした。

 次に岡田克也幹事長が、比例単独下位候補の擁立に関して代表に一任してほしい、また、選挙に関しては代表に一任、常任幹事会マターについては、代表と幹事長に一任してほしいと提案。提案は異議なしで承認された。

 さらに、岡田幹事長は、マニフェスト(政権政策)に関して、今月の末までに代表が発表し、同時に地元にも届くようにすることを報告するとともに、「8月30日までは長い。自民党はあらゆる仕掛けをやってくる。油断することのないようお願いする」と総選挙勝利へ、ゆるみや油断のないよう求めた。

 次に、今期で引退する衆院議員、藤井裕久最高顧問、金田誠一議員、岩國哲人国際局長を鳩山代表が紹介し、その功績を称えた。

 最後に、菅直人代表代行が、「これからが本番。ゆるんだら負ける」としたうえで、「日本の新しい夜明けのために、鳩山政権目指して」と団結ガンバロー三唱の音頭をとった。
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