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2009/07/21
「自公連立政権を倒し、新政権を作り上げる」鳩山代表、会見で




 鳩山由紀夫代表は21日午後の定例記者会見で、衆議院の解散と総選挙の日程決定を受けて、明治以来の官僚主導の政治から、国民が総参加をして新しい政権を作り出すという、革命的に大きな目的を持つ選挙で勝利を収め、政権交代を実現する決意を語った。

 冒頭、山口県防府市で起きた土砂崩れで、4名の方が亡くなり、大勢の行方不明の方も伝えられていることについて「亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明の方々が一刻も早く救出されることを心から祈念する。政府においても、一刻も早く災害対策に万全を期していただきたいと強く願う」と述べた。

 鳩山代表はまた「本日から40日間にわたる『政権交代選挙』に突入する」としたうえ、この選挙の位置づけについて、自公連立政権を打ち破るためだけではないと強調。「明治以来の官僚主導の政治から、国民が総参加をして政治を、新しい政権を作り出すという、革命的に大きな目的を持った政権交代だ」と主張。何としても政権交代を実現させなければならないとした。

 党本部で同日午後、予定候補者を集めて意思を確認したことにも触れ、自民党はすでに統治能力を失っている姿を国民の皆さんにさらけ出してしまったようだが、民主党は徹底的に『国民の皆さん方の命を守る、暮らしを守る』を合言葉に、しっかりと選挙戦をたたかうとした。「あくまでも民主党はチャレンジャーだ。マニフェストを堂々と掲げて勝利を勝ち取っていかなければならない」として、マニフェストによる政策論争を望む考えを示した。

 さらに鳩山代表は「野党各党とも協力関係を強化する中で、必ず自公連立政権を倒して、新しい政権を作り上げていきたい。必ず作り上げる。歴史的な使命であるという思いのもと、皆で協力して新しい時代を迎えたい」と決意を語った。
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