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2009/07/24
東京12区に青木愛参院議員を擁立「必ず小選挙区で勝てる」小沢代表代行、東京北区で記者会見


 小沢一郎代表代行と青木愛参院議員(比例区選出)は24日午後、東京都北区でそろって記者会見し、総選挙で東京12区から青木議員が公認候補として出馬することを発表した。

 小沢代表代行は、「東京12区の候補者として了承を得た参院議員の青木愛さんです。私自身のここからの出場を検討していたが、私に代わる、必ず勝利できる候補を探していた。青木さんは、あと4年間参院議員として活動の場があったが、この東京12区の選挙区の重大さ、総選挙の大事さを青木さんに話した結果、私で役に立つならと、決断してもらった」と擁立に至った経過を紹介。そのうえで「彼女の勇気に感謝する。青木さんはとことんどこまでもやり抜く性格。この12区で勝ち上がってもらいたい」と、期待を表明した。

 青木参院議員は、「千葉12区で2回総選挙、参院比例で1回選挙を戦った。千葉県民の皆さん、全国の皆さんに感謝申し上げる」としたうえで、「東京12区からの立候補の要請を受け、民主党の政策を実現するのはこのときしかないと決断した」と政権交代、民主党政権樹立のために衆院選に出馬するとの決意を表明した。

 また、記者の質問に答えて「(小沢代表代行からは)17日に話があった。迷いはなかった」ときっぱり答え、意思の強さを表した。

 さらに、小沢代表代行は、自身の選挙区に関する質問に、「全国でまだ、候補がいない選挙区が2、3残っているので、もう少し後になると思う。皆さんの想像に任せる」と答え、さらに、群馬4区と神奈川8区については、「近いうちに」と答え、擁立方向であることを明らかにした。

 東京12区の相手候補に関する質問に小沢代表代行は「太田さんはそんなに強い候補と思わない。過去の票を分析すれば分かる。青木さんはこれからこの選挙区内のすべての町目を回る。絶対やってくれる。必ず勝てる」と重ねて、小選挙区で勝利できる候補であることを強調した。
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