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2009/07/25
岡田幹事長、兵庫県各地で遊説 石井・兵庫7区、梶原・同5区、向山・同2区、岡田・同10区総支部長




 岡田克也幹事長は25日、兵庫県内各所を精力的に遊説して周り、降りしきる雨の中や、お昼時の忙しい時間帯などにもかかわらず、足を止めて熱心に聞き入る多くの聴衆を前に、兵庫県内の総支部長らとともに民主党への支持を訴えた。

 西宮市内の西宮北口駅での街頭演説会では、石井としろう・兵庫県第7区総支部長が、まさに横殴りの風雨をものともせず傘を差してたたずむ聴衆に向けて、気持ちを込めて訴えた。

 石井総支部長は、「政権交代へ向けて、風を起こすのではなく、うねりを起こそう。さらには地殻変動を起こし日本の政治を変えよう。一人一人の声を集めてほしい」と話し、国民の力を結集すれば、必ず政権交代を達成できると熱く訴えた。

 梶原やすひろ・同第5区総支部長が開いた集会では、お昼過ぎの時間ながら、300名の支持者らが会場を埋めた。

 訴えの中で梶原総支部長は、「長期政権のもとで官僚が実権を握り、政策が硬直化し税金のムダ遣いや利権がはびこってきた。特権階級という官僚が、自分たちに都合のいい政策を行ってきた」と、長すぎた権力は腐敗するということを厳しく批判。明治維新になぞらえて、「英知と決断力があれば政治を、日本を、時代を変えることができる」と話し、民主党による政権交代に力を貸してほしいと更なる支援を求めた。

 向山好一・同第2区総支部長は神戸市長田区の長田神社前の街頭演説会で、300人の聴衆を前に、「地域のことは地域でできるようにしたい。地方分権、地域主権を推進したい」と訴えた。

 向山総支部長は演説の中で、「震災の後、2700億円もの大金をかけてハコものがたくさんできた。同じお金をかけるなら、地元の皆さんの意見を反映できるようにするべきだった」と、中央が勝手に決めた再開発というものを厳しく批判し、長田の文化を大切にし、長田の歴史を体験できるような、庶民が本当に憩えるようなものにする、地方分権を進めていくべきだと述べ、民主党に力を貸してほしいと訴えた。

 岡田やすひろ・同第10区総支部長は、加古川市の加古川駅前を会場に、およそ2000人の皆さんに向けて、「もうこれ以上税金のムダ遣いを許すわけにはいかない。負担を押し付けるようなことをしてはいけない。ぜひ民主党を応援してほしい」と、力強く訴えた。

 岡田総支部長は、「この2、3年、政治に対する不満が募りに募っている。その力をぜひ、民主党への力としてほしい」と、民主党への支持を訴えた。

 さらに「(麻生首相の打ち出した)景気対策に見られるようなルーズな不透明なお金の使い方を許すわけには行かない。不透明な特別会計をそのままに、歳出が膨らみ続ける体質を許すわけにはいかない」と話し、これを変えるには政権交代しかない、自ら立ち上がろうと、国民の皆さんの奮起を促した。

 そして、これらすべての会場を訪れた岡田克也幹事長は、各地での訴えで、「私たち民主党が政権をとったらまずやるのが、しがらみの無い政治を行う。鳩山代表とも話し合った中で、政権をとってもイバラの道かもしれないが、私たちはやりぬいていく。ぜひ皆さん一緒にやりましょう」と、ともに国政を改革しよう。政権交代を成し遂げ、国民の手に政治を取り戻そうと訴えた。
 

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