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2009/07/26
「必ず政治のあり方を変える」菅代行が東京24区のあくつ総支部長と東京・八王子駅前で街宣




 菅直人代表代行は、26日午後、東京都の八王子駅前で、東京都第24区のあくつ幸彦総支部長とともに街頭演説し、政権をとり、政治のあり方を官僚主導から政治家主導に必ず変えると力強く訴えた。

 あくつ総支部長が冒頭、「4年前の政権与党のマニフェストに何が書かれていたか。郵政を民営化すれば税金のムダ遣いがなくなり、生活は良くなるとあった。しかし、4年前に比べて郵政は便利になったのか。私たちの暮らしは良くなったのか。全部ウソじゃないですか」と炎天下に集まった約300人に訴えると、「そうだ」という声とともに大きな拍手が起きた。

 さらに、あくつ総支部長は、今度の総選挙は政権選択選挙であり、民主党は政権交代を目指すとしたうえで、「政権をとれば、5000万件の年金記録問題、2年以内に必ず解決する。これだけは絶対にやる」と約束した。 

 続いてマイクを握った菅代表代行は、自身の厚生大臣としての経験と、イギリスの議院内閣制度を踏まえ、官僚の根回しや政治家への説明、事務次官会議をやめさせることで、政治家主導の政治を必ず実現すると強調。また、「明日、鳩山代表がマニフェストを発表する」としたうえで、全国10か所で説明会を開催することも明らかにした。

 また、民主党はこの11年間、官僚に頼らずに政策をつくり、道路特定財源の一般財源化の法案などをつくってきたことを挙げた。さらに、長妻、山井、原口、馬淵、松本各前衆院議員の名も挙げて、党に人材がそろってきていることを強調した。

 そのうえで、政治家に求められているのは、「国民への説得力だ」という見解を示し、官僚主導ではない新しい政治のあり方、政権運営を必ず実現すると約束した。

 演説会では、相川ひろし都議らもそれぞれに政権交代の必要性を訴えた。
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