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2009/07/26
「一人の生命も粗末にしない政治を実現していく」鳩山代表、西村新潟1区、黒岩同県3区、菊田同県4区、わしお同県第2区各総支部長と訴え


 鳩山由紀夫代表は26日、新潟県下を精力的に回り、西村ちなみ前衆院議員(新潟県第1区総支部長)黒岩たかひろ同県第3区総支部長菊田まきこ前衆院議員(同県第4区総支部長)わしお英一郎前衆院議員(同県第2区総支部長)らとそれぞれに、政権交代へのうねりを新潟から起こしていこうと訴えた。

 鳩山代表が新潟駅に降り立った直後に新潟市で開催された西村前議員との街頭演説会には、政権交代への期待の高さを象徴するように2000人近くの皆さんがバス通りの両側の歩道を埋めつくし、街宣車からの西村前議員の訴えに熱い視線が注がれた。

 街頭演説の会場まで、鳩山代表とともに商店街を行き交う皆さんや店主さんたちと笑顔で握手して進み、街宣車に乗り込んだ西村前議員は「税金のムダ遣いをなくし、予算の全面くみかえを行っていく」と表明。この国の生活が心配ないように、官僚主導ではなく、まさに国民目線の政治を民主党は実現していくと訴え、年金制度を改めてつくり直していくと語った。子ども手当を創設して、「産み育てたい」と願う皆さんの子育て支援を行っていくとした。「一人ひとりの暮らしを支える税金の使い道を変えていくのが民主党だ」と語った。

 鳩山代表は続いて、黒岩総支部長が新発田市で開催した集会「友愛トーク 鳩山由紀夫代表を囲んで」に出席し、会場を埋めつくした約500人の聴衆の前で総支部長とのトークを繰り広げた。

 鳩山代表は黒岩総支部長について「日本アビリティーズ社でがんばってこられた。障がいのある方々が中心になって、いっしょうけんめい運営しているところ」と紹介し、いわゆる健常者だけでなく、いろんな方々が報われる社会をつくるためには、そうした経験を重ねてきた黒岩総支部長こそ必要な人材だと認識を示し、「民主党が目指す一人の生命も粗末にしない政治をしていくには黒岩さんは大変重要な人物だ」と重ねて語った。

 次に鳩山代表が訪れた菊田前議員の事務所前には700人近い皆さんが参集。菊田前議員は今回の衆院選について「日本の国を変える革命に等しい」ものだとの認識を示し、「その革命を成し遂げるため、新潟県から声を起こしていこう」と訴えた。

 同時に、民主党政権になったからといって、そう簡単に社会が変わるわけではなく、ギリギリの命がけの舵取りを迫られることになると語るとともに、「しかし、自民党政権は長すぎた。長い支配のもとでたまりに溜まったうみを政権交代によって洗い流していくしかない」と述べた。その実現に向け、集ったみなさんに民主党への支持を求めた。

 大粒の雨が降りしきるなかでの集会となった、燕市でのわしお前議員が呼びかけた街頭演説会には、その雨をものともせず聴衆は熱心に耳を傾けた。わしお前議員は開口一番、「ただ一つ、政権をまかせていただければ、我々は必ずや今の政治を変えて見せます」と宣言。燕市の地場産業や農業の現場も深刻な状況にあるとの見方を示したわしお前議員は、民主党は「地域のことは地域で決める地域主権の実現を目指している」と訴え、地域の元気を取り戻していく政策を実現していくと力説した。

 鳩山代表は、「一人の生命も粗末にしない政治を実現していく」と改めて表明。また、来る衆院選について、「日本を変える、歴史的使命感をもった選挙だと思っている」として、国民の皆さんのためにたたかっていくと力強く語った。
 

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