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2009/07/26
気を緩めないで、ひきしめていけ 鳩山代表、燕市で発言


 鳩山由紀夫代表は26日、終日の新潟県下での活動を踏まえ、燕市で記者団の質問に答えた。

 同日行われた各総支部での集会等の印象を問われ、気を緩めないで、ひきしめていけば、今日訪問したすべの総支部は重責を担いうる状況だの認識を示した。また、聴衆の皆さんの反応についても「非常によかった」と語り、「政権交代への新潟の皆さんの強い気持ちが握手の強さなどから感じ取れた」と述べた。

 新潟県のすべての総支部を訪ねたわけではないがと前置きしたうえで、「手ごたえを感じた」と重ねて表明。「特に天気が悪いにもかかわらず、よくお集まりいただいた」と謝意を示した。

 さらに、新潟3区の集会で、首相に就任して退任後も国会議員を引退せず、影響力をもって政権運営に一定の発言を行うケースが多い自民党の手法を疑問視する考えを示した件に関連し、自身が首相に就任した際の対応を問われ、「総理になられた方が短期間でお辞めになる場合もあるので一概にはいえないが」と語ったうえで、「総理という職は大変重い責任をもっているだけに、その総理の職でしっかり仕事をしたあと、さらに影響力を後の方々に残すということは必ずしもいい影響を与えてこなかった」と指摘。「それだけに、総理になった人間がその後に影響力を行使することは、できるだけ控えた方がいい。私自身もその思いで活動していきたい」と語った。
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