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2009/07/28
鹿児島から平成維新を 鳩山代表、鹿児島県で訴え みなよし・同県第4区、川内博史・前衆院議員(同1区)、あみや・同県5区総支部長


 鳩山由紀夫代表は28日午後、鹿児島県へ午前中の宮崎県訪問から移動。霧島市内でみなよし稲生・同県第4区総支部長と、鹿児島市内で川内博史・前衆議院議員(同県第1区総支部長)と、鹿屋市内であみや信介・同県5区総支部長とそれぞれ街頭演説を行い、政権交代を期待して集まった大勢の聴衆を前に「鹿児島から平成維新をともに興そう」と呼びかけた。

 みなよし総支部長は、今の閉塞した社会を建て直すには政治の転換、政権交代が必要だと主張。「ここから明治維新が始まった。平成維新を鹿児島から興そう」と訴えた。

川内前衆院議員は、次期総選挙の争点は政権交代、今まで税金をムダ遣いし、国民生活を省みない政治をこのまま続けるのか否かの選択であると指摘。「国民の生活が第一。」の政治の実現に向け、「鹿児島の地から平成維新を、一緒に政治を変えよう。新しい時代の扉を開けよう」と呼びかけた。

 あみや総支部長は、次期総選挙は今の政治を認めるのか、そのまま続けるのか、「国民の生活が第一。」の新しい政治のかたちに変えるのかの選択の選挙だと述べ、「鹿児島が変わると日本は必ず変わる。命を懸けて頑張る」と決意を表明した。

 鳩山代表は、政権交代で「官僚の、官僚による、官僚のための政治から国民の、国民による、国民のための政治を実現する」と表明。官僚任せの政治の弊害として特に、(1)自らのポスト確保や保身を優先した予算作りによる税金のムダ遣い、(2)後期高齢者医療制度に象徴される国民の意を無視した間違った政策を平然と作り上げてしまうこと−−の2点を挙げ、政権交代によって官僚主導の政治に終止符を打つ主張した。

 また、27日に発表した民主党のマニフェストは国民の皆さんの声を反映した政策だとしたうえで、今週中にも発表するとされている自民党のマニフェストについては、「まず(前回の総選挙のマニフェストに基づき、何が実現できて何が実現できなかったか)この4年間をどう総括するかを見てほしい」と要望。自民党のこれまでの実績をしっかり見極めたうえで、今後の公約に関して、民主党と自民党とどちらが国民のための政治を行うのか判断してほしいと話し、「民主党は、政権交代で必ず政治が変わってよかったと言ってもらえる政治に変えていく」と誓った。
 

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