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2009/07/29
「政権を取ったら情報を得て判断するが、原則は変わっていない」インド洋での給油活動について幹事長


 岡田幹事長は29日夕、インド洋での給油活動について問われ、「政権を取ったらいろいろと情報を得て判断するが、原則は変わっていない。われわれは一貫している」と明言した。

 岡田幹事長は、愛知県、特に同県9区の現状と、河村名古屋市長との連携について聞かれ、「河村市長とはよく連携していく。ここ9区については、岡本さんには堂々とぶつかって頑張ってほしい」と答えた。

 麻生首相の活動については、「業界団体ばかりを廻るのではなく、しっかり街頭に出て国民に訴えるべきだ。政策論争をしたいが、前面に出せない人が総理をやっていたら困る」と苦言を呈した。

 また、岐阜県については、「保守地盤が強いところだが、こちらも何とか頑張ってほしい」と述べた。

 インド洋上での給油活動を延長しないという鳩山由紀夫代表の発言についての見解を問われた岡田幹事長は、「基本的な方針は変わっていない。しかし、政権が変わったから直ちに戻せということは、外交の継続性からいって問題がある」と語った。その上で、政権を取ってから日米間の信頼関係を深めていくこと、また、政権をとれば現在得られていない詳しい情報を得ることもできるとして、そういう状況の中で判断していくとして、「原則は変わっていない。今のままで1月以降も単純に延長することはありえない。鳩山代表の発言もまったく一貫している」と答えた。

 国と地方自治体との協議機関について、マニフェストに盛り込まれていなかったことに対して岡田幹事長は、「政策集には書いてある。しかし、ある意味話題になったことでもあり、マニフェストに書いておいたほうが良いと思う」との認識を示し、他の事柄も含め、よく検討し、最終的なマニフェストに掲載する可能性があるとした。
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