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2009/08/04
総選挙に向けたテレビCMの第1弾を発表 鳩山代表




 鳩山由紀夫代表は4日、党本部で会見し、総選挙に向けたテレビCMの第1弾として、「絆(きずな)のある社会」篇と「暮らしのための政治」篇を発表した。

 新CM発表に先立ち鳩山代表は、同日午前、大阪で行われた小沢一郎代表代行と橋下大阪府知事との会談に言及し、「そのなかで、いわゆる国と地方のあり方、統治機構を抜本的に見直そうということで意見が一致した」と報告。「どのようにして見直していくかということが当然必要になってくるが、政府のなかにいろいろな機関をつくろうと考えている。そういったものに地方の代表の方に入っていただいて、大いに議論して、そこで国と地方のあり方を、いわゆる行政改革を決めていこうと考えている」と述べた。「地方のみなさまの声を承りながら、大胆な国と地方のあり方、地域主権の世の中を作り上げていきたい」と重ねて語った。

 鳩山代表はまた、先週の月曜日7月27日に民主党の政権政策を発表して以来、大きな反響があって冊子は在庫不足となり、データを掲載した党のウェブサイトのアクセス数も通常は一日平均約13万ページビュー(PV)であるところ、政権政策の発表翌日は129万PV、ほぼ10倍を記録したことを明かした。その後の1週間で603万PV、一日平均75〜76万PVであると説明。政権政策のデータのダウンロード数は発表から24時間で15万5000超であったことにも言及した。

 そのうえで鳩山代表は、「国民の皆さんがマニフェストに対してたいへん強いご関心を寄せていただいているということが明らかになった。ぜひ、多くの国民の皆さんにさらにわが党のマニフェストをインターネットでご覧になっていただければ、私どもの考え方の基本がおわかりいただける。ご活用願いたい」と語った。

 続いて新CMを発表。「絆(きずな)のある社会」篇と「暮らしのための政治」篇(下記関連ページ参照)の2つを作成したと紹介し、「私どもは官僚任せの政治ではなく、一人ひとりの国民の皆さんの思いを大事にする、思いやりのある社会、絆のある社会を目指したいと思っており、国民の皆さま方の思いを民主党がしっかりと受け止めて政策に反映していくという意志を強く打ち出したコマーシャルだ」と表明した。
関連URL
  テレビCMその他を見る
 http://www.dpj.or.jp/special/media2009/index.html#cm
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