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2009/08/07
東京都連・神奈川県連合同演説会の第1日目、渋谷で開催


 民主党東京都連と神奈川県連は7日夕、東京・渋谷駅前で、合同の街頭演説を行った。

 2日連続の開催を予定しており、初日のこの日は、大河原雅子参議院議員が司会を務め、那谷屋正義、鈴木寛、千葉景子、大石尚子各参議院議員が順番にマイクを握った。

 那谷屋議員は、官僚主導の政治が続いたことについて、利益さえ上がれば何でもよいという考えが横行する大変な社会になったと指摘。人を大事にする、人中心の民主党の政策へ理解を求め、「限られたお金をどう使うか、見直して予算を配分する」と表明した。

 鈴木議員(都連幹事長)は、20代、30代の投票率が低いという常識を覆して、歴史的瞬間の傍観者ではなく、新しい歴史を作る原動力になってほしいと若者の政治参加を求めた。

 「日本の将来を、多くの若者が、何もせずに悲観している。一人の力は小さいかもしれない。しかし、みんなの心をひとつに、ネットワークとして絆を深めて、一緒になって行動すれば世の中は変わる」と指摘、渋谷発で文化、経済、社会を変えた若い力で、政治も変える力を見せつけてほしいと訴えた。
 
 千葉議員(県連副代表、総務委員長)は、非正規の働き方が増え、将来の安心が失われている現状に言及。納めた税金がばらまかれ、ムダ遣いされる政治を転換し、予算の立て方やお金の使い方を変え、納税者に還元される政治を実現しようと語った。

 大石議員は、日本の政治で本当の政権交代が実現していないために、権力が腐敗し、ムダ遣いが行われ、政治がよどみ、世界から信頼が得られていないと、その弊害を指摘。

 外交政策はそれほどかけ離れていない二大政党によって、内政の政策の競い合いが行われなければならないとの見解を示し、家計を豊かにする民主党の政策を説明した。
 

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