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2009/08/10
鳩山代表「天下りとムダ遣いをなくすことに力を貸してほしい」青森でつしま4区総支部長と訴え




 鳩山由紀夫代表は10日午後、青森県を訪れ、マニフェストの説明会、2カ所の街頭演説会に出席した。

 青森市内では、青森駅前で、横山北斗・同県第1区総支部長のあおぞら集会に参加。弘前市内では、つしまきょういち・同4区総支部長と街頭に立った。会場のスーパー前には、雨の合間ながら2000名の聴衆が詰めかけ、鳩山代表を大声援で迎えた。

 つしま総支部長は「この4年間に暮らしは豊かになったか。この津軽は元気になったか」と問いかけ、悪い方向に進む流れを止めて日本を変えるには、政権交代こそ一番の近道だとした。

 津軽が米とリンゴの産地であることにも触れ、「農家の皆さんが安心して安定した暮らしができると共に、将来にわたり農業に対してさらに意欲がもてるような環境を政治の場が作っていかなければならない」と指摘し、民主党の政策へ期待してほしいと強調した。

 郵政民営化や後期高齢者医療制度の見直し、年金問題など、様々な国の課題に対し、民主党は果敢に力強く取り組むと約した。

 鳩山代表は、4年前の郵政民営化選挙が正しかったか、政権選択の中で審判をする戦いが迫っていると述べ、新しい政治が始まる、新しい政治をおこす、その意志を示してほしいと語った。

 東京が悪天候のため飛行機の到着が遅れたことを陳謝したうえ、「津軽から日本が変わるという実感を強めた」と大勢のみなさんが足を運んでくれたことにお礼を述べた。

 「天下りをなくし、ムダ遣いをなくすことに、力を貸してほしい」と官僚主導の政治からの転換を求め、優先順位の高い、みなさんが期待している、暮らしを守る政策を実行する政治を取り戻そうと訴えた。

 下田敦子、平山幸司両参議院議員も加わり、暮らしを変えるため、国民参加の政治を皆さんの手で作ろうと訴えた。
 

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