2009/08/11
非核三原則は堅持する 鳩山代表が海外メディアとの会見で
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鳩山由紀夫代表は11日午後、党本部で海外メディアを対象に記者会見を行い、政権を担った際の様々な対応に関して、質問に答えた。
冒頭、鳩山代表は、「多くの民主主議国家では政権交代が頻繁に行われている。政権交代自体が目的ではないが、自民党政権が長期的に続いたことによって、国民の暮らしが守られない政治が続いている。政権交代を成し遂げなければならないとの使命感をもっている。官僚任せでない国民の意思が反映される政治を行いたい」と決意を表明した。
質問は対米関係、対中国関係、EUとの関係、農業政策、定住外国人への地方参政権、移民政策など多岐にわたり、海外メディアの民主党への関心の高さをうかがわせた。
非核三原則に関する質問に、鳩山代表は、「(民主党政権が続く限り)未来永劫核を持たない。非核三原則は堅持する。非核三原則は法律より強い国是と思っている。非核三原則を法制化するかどうかについては、法制化になじむかどうかとの意見もある。そのことも含めて検討はしたい」と答えた。
また、日本の防衛に関して、「専守防衛に徹する」と答えるとともに、アジアとの関係に関して、村山談話を受けた政治を行いたいと表明した。同意に、中国との関係では、現政権よりも前進するとの認識を示し、対米関係では「アメリカに言われたら自衛隊を海外に派遣するような関係ではなく、同盟国であればこそ、提言する関係にしたい」として、オバマ大統領との信頼関係を築くなかで様々問題の解決、前進を図りたいとの考えを示した。
さらに、民主党を説明・アピールするポイントについてはとの問いには、「生活者起点、生活者の視点でものを見るのが民主党。現政権は官僚、上からの起点であり、ここが一番の違い」と答えるともに、目指す社会について、「官僚任せのムダづかい大国、冷たい政策から、温かい政策、絆のある社会を目指す。私はそれを友愛社会と呼んでいる」と答えた。
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