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2009/08/13
そう簡単に政権交代など起こるはずはない。緩みがないように 会見で岡田幹事長




 岡田克也幹事長は13日午後、党本部で定例会見を行い、衆院選投票日まで残り2週間あまりとなった現状等について認識を語った。

 岡田幹事長は、「お盆であるにもかかわらず、各地域で一生懸命活動してもらっている」と、各総支部長がそれぞれ地元で熱心な政治活動を展開していることを全国を回って再認識したと明かした。一方で、少し緩んでいるのではないかと思える場面もあると指摘。「様々な報道があるがこれから一日一日が戦いであり、そう簡単に政権交代など起こるはずはない。緩みがないよう頑張ってもらいたいし、我々も伝えていかなければならない」と語った。

 同時に、約1000人の聴衆の皆さんに集ってもらった松戸での街頭演説にも触れながら、幅広く政党演説会の告知を行うと各地で期待以上の方に集まっていただける現象が続いているとして、自身の地元においても、駅頭などでチラシ配布等を行っていると今までとは全く違う手応えがあると語った。

 「後援会や支持団体を超えたところにいかに手を伸ていくことが重要かということだ」と述べ、意識をもって各地の総支部長が活動していくよう指導していく必要性を指摘した。

 また、比例単独候補の擁立状況に対する質問には、各都道府県連から候補者の名前を出してもらい、人数含めて本部で検討している段階だとした。

 郵政関連株式の売却凍結の法案に関して、計画通りの上場が可能と考えるのかと問いには、「政権交代が起こればマニフェストで約束したようにいったん凍結し、凍結したしたうえでどういう経営形態がいいかを検討する」との方針を述べ、「今進めている100%郵政民営化を予定通り進めることはありえない」と明言した。
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