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2009/08/14
日本の政治を変えるために皆さん先頭に立ってください 岡田幹事長、藤田・東京4区総支部長


 岡田克也幹事長は14日昼すぎ、東京都大田区羽田を訪れ、藤田のりひこ・東京都第4区総支部長とともに街頭演説を行った。集った聴衆のなかには「2日前に案内のビラがポストにあって、岡田幹事長の話しをずっと楽しみにしていた」というカップルの声があり、「ぜったい政権交代を実現させたい」と強い期待が寄せられた。

 マイクを握った藤田総支部長は「羽田の皆さんの心の温かさに幹事長にもふれていただきたいと思っておいでいただいた」と述べ、人情の熱い地域であることを肌で感じてほしいと思って演説にきてもらったと表明。京浜急行電鉄の天空橋の前で演説するときも5人に1人はチラシを受け取ってくれると明かし、「日々、心の支えを頂いている」と語った。

 藤田総支部長はまた、2010年の国際化を目指して羽田空港で準備が進んでいることに言及したうえで、「こうした空港の繁栄とは裏腹に旋回する航空機の騒音に悩まされるなど、地域のみなさんは様々な影響を受けている」と指摘。「政権与党になるのであれば、民主党は国民の皆さんのいのちと暮らしを守ることに力を注いでいく」と表明し、空港周辺の住民の方の騒音問題や漁業問題の解決にも取り組んでいく考えを示し、民主党は国民のみなさんの思いを受け止め、しっかりと頭にいれ、政策を実現していくと誓った。

 さらに、羽田空港内に緊急医療施設を設置するとの自論を示し、救急医療体制の弱体化が叫ばれる東京都にあって有益であると同時に、神奈川県側からの利用や、場合によっては空を経由しての利用も可能となるとの考えを示し、「国民の生活が第一。」の視点に立った政治の実現に力を貸してほしいと呼びかけた。

 続いてマイクを握った岡田幹事長は集った聴衆の皆さんに対して「日本の政治を変えるために力を貸してほしい。いや、日本の政治を変えるために皆さんお一人お一人が先頭に立ってください」と呼びかけた。

 岡田幹事長は小泉郵政選挙後の4年間の自公政治を振り返り、「間違った『小さな政治』路線のため、皆さんの生活はどうなったか」と問いかけ、自立とは名ばかりで受益者負担増となり社会へ出て行こうとする障害者の行く手を阻むことに繋がった障害者自立支援法や後期高齢者医療制度、母子加算の撤廃などがあると列挙。「最も政治が光をあてなければならない方々に過酷な政治を行ってきたのが現状だ」と批判した。

 そのうえで岡田幹事長は、民主党のマニフェストについて、多くの議員が関わり、時間をかけて練り上げてきた「私たちの魂の集大成だ」と述べ、税金のムダ遣いを徹底的に改めるところから始め、「国民の生活が第一。」の政治を実現していくと表明した。
 

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