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2009/08/23
しっかりと予算を投入して日本を立て直す 岡田幹事長、池袋で決意語る


 岡田克也幹事長は23日午後、東京都の池袋駅前で街頭宣伝を行い、民主党の政策への理解を求めた。

 岡田幹事長は「無駄のない、効率的な政府は絶対必要だ。しかし、小さければ小さいほど良いというなかで、障がい者や母子家庭、高齢者といった、本当に弱いところが、より厳しく予算を削減された」と指摘。今のこんな政治ではダメだと思うなら、一歩を踏み出して政治を変えようと訴えた。

 既存の予算編成のあり方を一つひとつ見直す考えを示し、国の予算も環境の変化に対応すべきと主張、予算の組み替えによって政策を実行する財源を見出すとした。

 岡田幹事長はまた、「私たちはもっと人に優しい政治をやっていきたい。日本の最大の資本は人だ。その人々が元気がない。ここに予算をいれてしっかりと立て直す」と語り、子ども手当や奨学金制度の充実など、社会全体で子育てを支え、国民の皆さんの生活を第一に考える民主党の政策を説明した。

 年金制度については、高齢者2、3人を1人の現役世代で支える時代になることなどを挙げて、抜本改革の必要性を訴えた。地球温暖化問題についても人類共通の大きな脅威と指摘し、いっそう対策を進めることが必要だとした。

 岡田幹事長は最後に、党の政策への理解の輪を広げてほしいと訴え、大きな拍手を浴びた。
 

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