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2009/08/30
「今変えなければ」との思いを共感した結果の勝利 長崎2区福田候補、久間元防衛相に勝利
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8月30日投開票された第45回衆議院選挙において、長崎県第2区では、新人の福田えりこ公認候補が見事初当選を果たした。
投票箱が締め切られる午後8時を回ると、会場となった事務所近くの結婚式場のロビーには続々とボランティアスタッフや支援者の方々が参集。100人以上が福田候補のご両親とともに、テレビの開票状況を固唾を飲んで見守った。
午後10時半過ぎ、テレビのテロップで「当選確定」の第一報が流れると、会場はそれまでの緊迫したムードが一転、紙吹雪まで舞うなか歓声と拍手で沸いた。まもなく選挙事務所近くに待機していた福田候補が会場に到着、大歓声と「えりこコール」に迎えられ会場に設けられたステージに上がると、「歴史が動きました。日本は変わります」と勝利宣言。選対本部長を務めた長崎県選出の大久保潔重参院議員の音頭のもと、会場に集った皆で万歳三唱した。
福田候補はその後、報道陣からのインタビューに答え、「チャレンジャーとしての厳しい戦い」と選挙戦を振り返り、多くの方々が「このままの政治ではいけない。このままの政治を続けば生きていくことさえままならなくなる。今変えなければいけない。日本を変えなければならない」との思いを共感した結果がこの勝利につながったとの見方を示した。
「命をつなぐ政治」と主張してきたことについて、「私が訴えていることは本来に当たり前の話。28歳の自分が訴えなければならないこと自体がおかしい」として、これまでの政権与党の政治姿勢を厳しく非難。そのうえで、「多くの方が安定した暮らしをしたい。贅沢三昧をして生きたいわけではない」との認識を示し、「病気をしたとき、職を失ったとき、あらゆるときに何か保障してもらえる、生きていく希望を持ちたいと思っている。それが今なくなってしまっていることから、(私の訴えに)共感が得られたのではないか」と振り返った。
また、「初めての選挙戦であり、初めは戸惑いや不安があった」としながらも、「多くの方々に支えられるなか、心強くなり、皆さんに支えていただいている限り負けないという思いになれた」と語った。
地域の代表として今後、国会においては「一番は社会保障。地域医療を重点に置いていく」と決意を表明。「約1年選挙区を回るなか多くの問題を実感した」と続け、「中央のため、強い者のための政治が慢性し、地方、弱い者が生きていくことができない危機的状況にある」と指摘し、農業漁業、雇用をはじめ多くの問題に取り組んでいきたいと今後の抱負を語った。
日付変わった午前0時過ぎには長崎県第1区で勝利した高木義明副代表が駆けつけ、喜びをわかちあった。
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