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2009/08/26
人に対する投資が根幹 岡田幹事長、党の政策に理解求める 福島県で




 岡田克也幹事長は26日午後、福島駅前で街頭演説を行い、民主党の政策への理解を求めた。

 福島県選出の金子恵美参議院議員もマイクを握り、「天下り先には我々の大切な税金が流れていく。4700の公益法人に、12兆円ものお金が流れていく仕組みは、まだ変わらない。働いて必死に払った血税がムダ遣いされている」として、国民の手に政治を取り戻そうと訴えた。

 「生活が苦しい。あした食べるものがない。住むところもなくなった。そんな方々が、苦しみの中でご自分たちの命を絶つ。そういうことが沢山起こっている日本。これで良いわけはない」と主張し、「新しい日本の夜明けのため、大きなゴールに共に走り込んでいただきたい」と呼びかけた。

 岡田幹事長は「今まで変わろうとして変われなかった日本が、国民の皆さん一人ひとりの手によって、今変わろうとしている」と指摘。「新しい扉を一緒に開けよう」と、党の政策への理解を求めた。

 もっとも弱い立場にある方々への予算が自公政権によって削減されてきた状況について、政策の誤りだという認識を示し、一方で党の政策を説明。まずムダ遣いを止めると強調し、「人に対する投資」が政策の根幹だとした。

 岡田幹事長は「(戦後、)ここまでの日本にしてきた日本人の力を、もう一度しっかりと発揮して、一緒になって素晴らしい日本をつくっていこう」と語った。

 このままではダメ、次の世代にもっといい日本を残そう、生活を守ろうとお考えの皆さんは、本気になって一歩を踏み出して一緒に扉を開こうと求め、国民の皆さん一人ひとりが主役になる新しい政治を作る党の政策へのいっそうの理解を求めた。
 

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