2009/09/03
次期幹事長は小沢代表代行にお願いした 鳩山代表が党本部で記者団に
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鳩山由紀夫代表は3日、党本部で記者団に答え、小沢一郎代表代行との会談で次期幹事長への就任を要請して、小沢代行から「全力で支える」との快諾を得たことを明らかにし、「次の幹事長は小沢代行にお願いすることを決定した」と重ねて語った。
「これから、党務と政府のなかの意思決定、このふたつを両輪としてしっかりと回さなければいけない」との見解を示した鳩山代表は、幹事長の決定はあまり遅くなってはいけないとの思いがあったとした。
同時に、「小沢代行には今回の総選挙、ある意味で前代表、さらに代行としてもしっかりと頑張っていただいて、小沢代行のお陰で300を超える議席を得ることができたという思いがある」と強調。また、次に控える「参議院選挙においても、何としても民主党は勝利を収めなければならない。そして、国民の皆さんのための政治をやっていくという意志をしっかりと持たなければいけない」と述べ、そうした観点からも、「いずれかの時点で小沢代行に幹事長をお引き受けいただきたいと申し上げるつもりでいた」と説明。
選挙が終わってから首班指名までの期間が長いこともあり、「党の意思というものも検討しなければならないので、まずはヘソの部分の幹事長人事を決めなければいけないと思っていた。そして今日のタイミングになった」とも語った。
その他の党役員人事については、「これからの話」としたうえで、「次期の幹事長を中心にそのタイミングをはかって進めていくことになる」とした。
また、岡田克也幹事長の処遇については「枢要な内閣のポストについていただきたいと思っている」と述べつつも「その人事は時期尚早ですので、申し上げる段階でない」とした。それに関連して、「厳密に首班が指名されてから閣僚人事が決まるわけであるから、それまでの間、正式な決定はありえない」との見解を示し、一方で党役員人事については、16日召集予定の特別国会前に決めることは「可能性としてある」と述べた。
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