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2000/03/23
選挙制度の欠陥6項目を是正する「公職選挙法改正案」を衆院に提出
 民主党ネクストキャビネットは23日の会議で、現行選挙制度の欠陥を是正する「公職選挙法改正案」を了承した。松本龍地方分権・政治・行政改革大臣が法案内容などについて提案・説明した。選挙制度の欠陥是正については与野党の幹事長・書記局長会談で、民主党など4党が6項目について合意。最終的な扱いについては、幹事長と担当NC正副大臣に一任されていた。改正案は24日、民主・自民・公明・自由の共同で衆院に提出された。

 合意した6項目は次のとおり。
 (1)補欠選挙を4月と10月に統一する(2)小選挙区で選ばれ、辞職した議員は、自分が原因となって行われる補選に立候補できないようにする(3)小選挙区で法定得票を取れなかった重複立候補者は、比例代表でも当選できないようにする(4)手話通訳者を運動員として位置付け、報酬を払えるようにする(5)選挙期間中、書籍やパンフレットを普及宣伝するための自動車・拡声器の使用を禁止する(6)比例代表で選ばれた議員の政党間移動を禁止する。
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