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2009/10/10
「国民の生活が第一。」の政治実現に向けさらなる支援を呼びかけ 馬淵国交副大臣
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馬淵澄夫国土交通副大臣は10日午後、神奈川県川崎市の元住吉駅前で街頭演説を行い、11日に告示される川崎市長選挙の民主党推薦候補予定者、福田紀彦氏とともに「国民の生活が第一。」とする政治の実現に向け、民主党へのさらなる支援を呼びかけた。
馬淵国交副大臣は、先の衆議院選挙において皆さんのお力により政権交代が実現したと謝意を表明。そのうえで、「国民の生活が第一。」の政治を掲げる民主党代表の鳩山由紀夫総理は、その最初の一手として組閣後まず今年度補正予算の見直しを指示、国土交通省においても官僚からのヒアリング後に前原誠司国交大臣以下政務三役で今月2日の提出期限に向けて不要不急なものかどうか検討作業を行ったと報告した。
「歴史上なかったこと」、「国民の皆さんに政治主導の姿を示せたと思う」とその意義を強調するとともに、こうした見直しのノウハウは野党時代に培ったものだと指摘。捻出した予算を今後子ども手当や高校の実質無償化や高速道路の無料化など、国民のみなさんの暮らしに直結する課題の解決に充てていく考えを示し、「政治主導の政治を確たるものにするため、『国民の生活が第一。』の政治を推進させていくため、この流れを止めないためには皆さんの力が必要」だと民主党へのさらなる支援、支持を求めた。
最後に、「政権交代は目的ではなくスタートであり、皆さんの生活を変えていくことが鳩山政権の使命だ」と馬淵国交副大臣が全力で取り組む決意を語ると、聴衆から盛大な拍手が沸き起こった。
福田氏は、「政権交代により国の政治が大きく変わってきている。今度は川崎市の政治を変えなければならない」と切り出し、生活者視点による暮らしのための政治へと変換が必要だと主張。現市長が進める約4400億円もの地下鉄計画を例に挙げ、それよりやるべき課題はたくさんあると指摘し、「税金の使い方を変える。子育て対策、遅れている高齢者福祉問題など『コンクリートから人へ』と政策の優先順位を変え、本当に暮らしやすい街づくりを行う」と決意を表明した。
両氏は、街頭演説に先立ち買い物客らでにぎわう駅前の商店街を徒歩遊説。地元市民の声に耳を傾け、民主党への熱い激励に握手で応え「国民の生活が第一。」の政策実行を約束した。
なお、神奈川県10区選出の城島光力衆議院議員が司会を務め、比例南関東選出の相原史乃衆議院議員のほか、地元の民主党所属の市議、県議会議員が応援にかけつけた。
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