2009/10/23
予算編成等の措置策まとめた「予算編成あり方の改革」と母子加算復活を閣議決定 官房長官
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平野博文官房長官は23日午前、首相官邸で定例の会見を行い、同日午前に開催された閣議の概要および緊急雇用対策本部の第2回会合について言及。閣議上では国家戦略室においてトップダウン型の予算編成や予算編成の執行プロセスの抜本的な透明化など、措置策を取りまとめた予算編成のあり方の改革について決定したことを報告した。
次に同日午後から25日までの間、鳩山由紀夫総理大臣(代表)がASEAN関連首脳会議に出席するため、タイを訪れることになったと報告。同会議出席については、地域共通の課題に対する取りまとめをしていくうえで極めて有意義であり、また長期的なビジョンと東アジア共同体の構築を目指す鳩山総理にとって、自身の考えを東アジアの各国首脳に対して発信する好機であるとの見解を述べた。
また、2008年度末で全廃された生活保護の母子加算を12月から全額復活させるため、平成21年一般会計の予備費を使用することが決定されたことも合わせて報告。
最後に、閣議後に行われた緊急雇用対策本部の第2回目会合について、貧困・困窮者支援、新卒者の就職支援等の緊急支援措置、介護などの3つの重点分野を中心として、雇用創出を推進する緊急雇用創造プログラムが盛り込まれたとした。
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