2009/10/25
この勝利は民主党の期待と鳩山内閣への評価の表れ 石井一選対委員長が会見で
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石井一選挙対策委員長は25日夜、参議院神奈川、静岡両補欠選挙で民主党公認候補、かねこ洋一、土田ひろかず氏がそれぞれ当選確実となったことを受け、記者団に対し「政権交代後初めての選挙であり我々も注目をし、全力を挙げてきたが、この神奈川と静岡の2つの選挙区で2つとも民主党候補が勝利したことは我が党にとっても大変意義があり国民の皆さんに心から感謝申し上げたい気持ち」だと表明した。
「これは民主党に対する期待、鳩山内閣に対する評価がこのようなかたちで表れたのではないか。我が党に対する期待と言うものの成果ではないかと思っている」と分析したうえで、「我が国を取り巻く情勢は大変厳しく、財政、金融、雇用において待ったなしの問題が山積しており、民主党としては26日から始まる国会、予算の編成においてさらに公約の実現と国民の目線に立った『国民の生活が第一。』というそのモットーを実現させるため、これを契機にさらに心を引き締めて全力で頑張っていきたい」と語った。
また、今回の勝利に関し、先般の総選挙において神奈川の18選挙区、静岡の8選挙区それぞれに衆院議員が誕生したことにより各総支部およびその支持団体が責任を持った態勢で動くことが可能になった点に加え、総理をはじめ多くの閣僚が現地入りするなど、まさに全員野球で総力を挙げて取り組んだ結果が2つの選挙区での大勝に繋がったのではないか、との見解を示した。
さらに、来年の参院選挙では民主党として単独過半数の獲得を目指すにあたり、「そのバーはかなり高い。これから緻密に全党挙げた態勢のなかで衆院議員、地方議員も全力を挙げて戦ってもらう。また党の支援体制もこれからしっかりつくっていかなければならない」と指摘。民主党政権を盤石にし、確実に公約を実現していくためには参院選挙での勝利が不可欠であり、国民の支持を得られるよう、しっかり臨んでいきたいと意気込みを語った。
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