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2009/11/02
「分権型陳情への改革」を報告 高嶋参院幹事長が会見で


 党本部で2日夕、高嶋良充筆頭副幹事長(参院幹事長)は記者会見のなかで、同日開かれた役員会でまとめられた――(1)政官癒着の排除と利益誘導型政治からの脱却、(2)分権型陳情で霞が関詣でを一掃、(3)国の行政刷新と地方行革に寄与、(4)透明性・公平性を確保する陳情処理効果を目的とする、「分権型陳情への改革」を報告した。(1)県連組織の政策活動強化、(2)議員の政策活動の強化と現場主義による草の根活動の活発化、(3)省政務三役の負担軽減、(4)地方自治体の財政節約、がその効果であるとして、陳情・行事案内対応の流れについても解説した。

 高嶋参院幹事長は、今週中に都道府県連と党所属国会議員に通知すると説明。陳情については、予算要求的な部分に係るものを中心に考えていると述べ、閣僚であってもどういう立場であっても幹事長室を通じて行うよう指示する考えを示した。
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