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2009/11/11
スタートした事業仕分け「滑り出しは好調。みんな真剣でうれしく思う」 鳩山総理


 鳩山由紀夫総理大臣(代表)は11日夕、首相官邸で記者団の質問に答え、同日からスタートした事業仕分けの手応えに関連して、「今までの予算に対して、国民の皆さんから『ムダ遣いがあるのではないか』『本当に国がやるべきなのか、地方に任せるべきではないか』『民間でやるべき仕事ではないか』といった、いろんなご批判もいただいてきた」と前置き。そのうえで、「いよいよ事業仕分けが始まって、皆さん、これを徹底的に見直そうと非常に力が入っている。滑り出しは好調、みんな真剣だとうれしく思っている」と語った。

 同時に、事業仕分けの削減目標額を設定しているかとの問いには、「最初から予算がこれだけ以上ムダがあるに違いないといった議論でスタートするべきではないと思っている。積み上げだと思う」と表明。「最初の目標があると、その目標が達成されればいいではないかといった話になる」と指摘し、基本的に削減目標額は設定せずに、「一円でもムダ遣いはなくすと、一つひとつ真剣勝負でやってもらいたい。削減目標が最初にありきではない」との考えを示した。
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