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2009/11/12
「天皇陛下御即位二十年記念式典」で「心から感動した」と鳩山総理


 鳩山由紀夫総理大臣(代表)は12日夜、首相官邸内で記者団に対し、天皇陛下御即位20年への喜びを改めて表した。

 鳩山総理は、同日開催された「天皇陛下御即位二十年記念式典」に関し、「天皇陛下御即位20年を国民の皆さんとともに喜び合いたい。光栄なことに一番近くでお言葉を拝聴し、心から感動した」として、国民お一人お一人のことを大事に思って心配され、また、日本のみならず世界の平和を案じていることを率直にご自身のお言葉で語られ、今日まで国民の象徴として考え、歩んでこられたことが、お言葉から伝わってきたと感想を述べた。

 次に、明日13日に予定されているオバマ大統領との日米首脳会談に臨むにあたり、「オバマ大統領とは日米両国間のテーマはもちろん、よりグローバルな課題に対し議論していきたい」と表明。先立って開催された日米外相会談については、岡田克也外務大臣から、普天間飛行場の移設問題に関して早期に解決したいとの思いを伝えたとの報告を受けたと明かした。そのうえで、思いは同じであるとして、「(首脳会談において)その思いを何らかの形で伝える必要がある」とした。

 また政府としては、県民として苦渋の決断してきた名護市の島袋市長、仲井真知事、県民それぞれの思いを尊重しながら、日米同盟のなかでどうするべきかを検討しているところだと説明し、「早く決めたいとの思い」と語った。

 さらに同日2日目を迎えた「事業仕分け」については、国民の皆さんが新しい政権に期待する大きな役目のひとつとの認識を示し、その必要性を強調。一方で、「厳しい判断を下された方々にとっては『何で』との思いがあるだろう」として、「今後は丁寧さが求められている。何故そのような判断をしたか、説明する必要がある」とも話した。
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